4. まとめ|年金額を知った上で、資産の「使い方」も考えて
国民年金のみで、安心して老後生活を送るのは困難です。できるだけ長く厚生年金に加入して働き、将来の年金額を増やすことが、重要な老後対策となります。
リースバックは自宅を売却して資金を確保しつつ、同じ家に住み続けられる制度です。
しかし、市場価格の6~8割での売却となり、家賃は売却価格基準で割高に設定されがちです。また定期借家契約により長期居住が保証されない場合もあります。
経済的負担と契約内容を十分検討し、慎重な判断が必要となる点を押さえておきましょう。
参考資料
- 厚生労働省年金局「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 一般社団法人 住宅ローン問題解決支援機構「【2025年7月】リースバックとは?何年住めるか・流れメリット・デメリットを解説(住宅ローンが払えないときにも使える)」
柴田 充輝