狭い庭やベランダなど、限られたスペースでもバラ栽培を楽しみたい。そんな願いをかなえてくれるのが、比較的コンパクトにまとまる、つるバラです。

縦の空間を効果的に利用すれば、狭い庭がバラの香りに満たされたステキなローズガーデンに。今回は狭い庭でも育てやすいつるバラを5つ、参考価格とともに紹介します。

記事最後には狭い庭でつるバラを育てるコツもお伝えしますので、さっそく見ていきましょう。

1. この記事で紹介する「狭い庭でも育てやすいつるバラ」にまつわるあれこれ

狭い庭でも育てやすいつるバラをご紹介します1/8

赤い花を咲かせている、つるバラ

RYBAK NADEZHDA/shutterstock.com

  • 狭い庭でも育てやすいのは、どんなつるバラ?
  • 狭い庭でも育てやすい!初心者向きの「つるバラ」5選
  • 狭い庭でつるバラを育てる「3つのコツ」

2. 狭い庭でも育てやすいのは、どんなつるバラ?

狭い庭でも育てやすいつるバラとは?2/8

トレリスに絡ませたつるバラが、白い花を咲かせている

tamu1500/shutterstock.com

2.1 枝の伸びが穏やか

狭い庭でつるバラを育てる場合は、枝の伸びが緩やかで、樹高があまり高くならない品種を選びましょう。比較的コンパクトな樹形のバラは、限られたスペースに無理なく収まり、隣家や通路へ侵入する心配があまりありません。

2.2 枝がしなやかでトゲが少ない

誘引の際に枝を細かく配置したり、複雑な形に整えたりすることが多いため、枝が柔らかく曲げやすい品種がオススメ。また、トゲが少ないバラを選べば、ストレスなく誘引できるとともに、お子様やペットがいる家庭でも安心して栽培できます。

2.3 花付きがよく返り咲き性がある

限られたスペースでも華やかさを演出するためには、花付きがよく、小輪でも房咲きしてボリューミーな品種が適しています。また、一株でも長い間花を楽しめるように、春だけでなく、夏以降も繰り返し花を咲かせる四季咲き性の品種を選びましょう。

2.4 耐病性が高い

狭い庭では植物が密集しやすく、風通しが悪くなるため、病害虫が発生しやすい環境になりがちです。そのため、黒星病やうどんこ病などの病気に強い、丈夫な品種を選ぶことが大切です。

3. 狭い庭でも育てやすい!初心者向きの「つるバラ」5選

3.1 アンジェラ

半八重咲きのピンクの花が愛らしい「アンジェラ」3/8

ピンクの花を咲かせている、アンジェラ

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鮮やかなピンク色の小花が房になって咲き誇るアンジェラ。半八重咲きの花が愛らしく、見る人を魅了します。耐病性が高く強健な性質なので、バラ栽培初心者にもオススメ。

お手入れがしやすく、狭い空間でも華やかな彩りをもたらしてくれる理想的なつるバラと言えるでしょう。

※参考価格:2000円~3000円前後(大苗)

3.2 シンデレラ

淡いピンク色の花がロマンチックな「シンデレラ」4/8

淡いピンクの花を咲かせている、シンデレラ

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シンデレラは淡いピンク色のカップ咲きの花がロマンチックな雰囲気。名前どおり、おとぎ話に出てくるような可憐な花姿が魅力です。

枝は比較的しなやかで誘引しやすく、枝が伸びる勢いも強すぎないため、狭い庭でも無理なく育てられます。

※参考価格:3000円~4000円前後(大苗)

3.3 サハラ'98

エネルギッシュな花色が変化する「サハラ'98」5/8

黄色い花を咲かせている、サハラ'98

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鮮やかな黄色から濃いオレンジ色へと変化する、エネルギッシュな花色が特徴のサハラ'98。見る角度や時間によってさまざまな表情を見せ、庭に躍動感と明るさをもたらします。

耐病性にも優れており、病気に強く丈夫なため、初心者にもオススメです。

※参考価格:4000円~5000円前後(大苗)

3.4 コーネリア

日陰に強い!優しい香りと花色が魅力の「コーネリア」6/8

ピンクの花を咲かせている、コーネリア

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コーネリアはアプリコットピンクの小輪花が房になって開花。ムスク系の優しい香りが魅力で、オールドローズの雰囲気を持つ、つるバラです。

耐病性が強く耐陰性もあるので、日当たりのよくない場所でも育てられます。

※参考価格:3000円~4000円前後(大苗)

3.5 スノーグース

小さめの白い花が愛らしい「スノーグース」7/8

白い花を咲かせている、スノーグース

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純白の小さな花が密集して咲くスノーグース。まるで雪が積もったような景観を作り出します、花はポンポン咲きで愛らしく、ナチュラルガーデンにもピッタリです。

穏やかに成長しトゲも少ないのが魅力で、枝が細くしなやか。狭い庭でも場所を取らず、フェンスや壁面に繊細に誘引できます。

※参考価格:4000円~5000円前後(大苗)

4. 狭い庭でつるバラを育てる「3つのコツ」

狭い庭でつるバラを育てるコツをお伝えします8/8

フェンスに絡み、白い花を咲かせている、つるバラ。

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4.1 誘引で空間を有効活用

狭い庭では水平方向のスペースが限られているため、フェンス・壁面・オベリスクなどを活用して上方向に誘引しましょう。誘引する際は、枝をできるだけ水平に近づけるようにすると、たくさんの花芽がつきやすくなります。

4.2 大きめの鉢やコンテナを活用

庭に地植えするスペースがなくても、大型の鉢やコンテナを使えばつるバラを育てられます。移動できるので、環境や季節に合わせて置き場所を変えられるのもメリットです。ただし、鉢植えは土が乾きやすいため、夏場の水切れには気をつけましょう。

4.3 適切な剪定でコンパクトに

つるバラには適切な剪定が欠かせません。スペースに収まるように不要な枝を整理して、樹形をコンパクトに保ちましょう。また、病害虫の発生を防ぐためにも、枝葉が込み合った部分を剪定して、風通しをよくすることも大切です。

5. つるバラで小さな空間が楽園に

狭い庭でも、コンパクトに育てられるつるバラを選べば、小さな空間が魅力的なバラの楽園に変わります。病気に強い品種を選べば、お手入れも簡単です。

美しい花と豊かな香りが魅力のつるバラを育てて、自宅に小さなローズガーデンを作ってみませんか。