3. 「国民年金」受給額は月額いくら?
先ほどは厚生年金受給者の年金受給額を確認しましたが、会社員や公務員経験がない専業主婦や自営業者は厚生年金をもらえません。
受け取れる年金は、国民年金のみです。では、国民年金はいくら受給できるのでしょうか。
厚生労働省年金局「令和5年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、国民年金の受給額の分布は以下のとおりです。
3.1 国民年金受給者の年金受給額(額面)
「国民年金」受給額と割合
- 月額1万円未満 0.18%
- 月額1万円以上2万円未満 0.73%
- 月額2万円以上3万円未満 2.36%
- 月額3万円以上4万円未満 7.07%
- 月額4万円以上5万円未満 12.90%
- 月額5万円以上6万円未満 22.22%
- 月額6万円以上7万円未満 47.75%
- 月額7万円以上 6.79%
- 平均年金月額 月5万7584円
「国民年金」の平均年金月額は月5万7584円となっています。
そのため、例えば「平均的な年収の会社員」と「会社員や公務員経験がない専業主婦」の世帯の場合、もらえる年金は合計で月20万1557円(月14万3973円+月5万7584円)です。
もちろん世帯によって受給額は異なりますが、一つの目安にしてみてください。
著者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士。慶應義塾大学商学部会計ゼミにて会計を学んだ後、東京海上日動火災保険株式会社に就職。企業が事業活動を行ううえでの自然災害や訴訟に対するリスク分析・保険提案を3年間行う。「企業が倒産しない」・「事業で安定的に利益を出す」ための適切な保険でのリスクヘッジの提案に努めた。
特に、製造業者や工事業者に対する賠償責任保険や工事保険の提案が得意。取引先企業の社長・経理・人事・プロジェクト担当者など様々な部署への営業活動を行った。上場企業の新規事業に対する保険提案が評価され、全国社員への社内プレゼンを実施した経験もある。
また、1級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を活かし、取引先従業員に対するNISAやふるさと納税に関するセミナーの実施経験有。現在は、SNSやWebコンテンツを通じて金融情報の発信を支援する株式会社ファイマケの代表を務める。
監修者
マネー編集部貯蓄班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、大手証券会社やメガバンク等の金融機関にて勤務経験のある編集者が中心となり、金融庁や総務省など官公庁の公開情報等をもとにお金の課題に寄り添う専門チームです。
主なメンバーは野村證券株式会社出身の宮野茉莉子、SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか、地方自治体職員出身の太田彩子、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵、日本生命保険相互会社出身の村岸理美など。
編集者の多くは、金融機関にて個人リテール業務を経験。若年層からシニア層、富裕層に至るまで、幅広い顧客に対し、投資信託・保険を中心とした総合的なライフプランニングを実行してきた。なかには、リテール営業で社内トップの実績を持ち、行内で表彰された実力者も。人材育成や社内教育にも携わるなど、金融知識と実務経験の両面で信頼される編集者が在籍しています。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年6月23日)