株価という「落ちるナイフ」はいくらで突き刺さるのか

TOPIXのサイクルとバフェット指標に見る下値

Creativa Images/Shutterstock.com

日本株を含めた世界の株式市場の暴落が止まりません。今回は日本株の中でも株式指標を代表するTOPIX(東証株価指数)の推移を参考に、株価の過熱感、暴落度合いを知る上で参考になるいわゆる「バフェット指標」なども参考に見ていきましょう。

株式市場全体を見るには日経平均株価ではなくTOPIX

テレビなどのニュースでは株式市場の動きを見るために「日経平均株価」がよく引き合いに出されます。

ただ、株式市場全体でどうなっているのかを知るには、TOPIXの方が優れています。

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TOPIXは、日本取引所グループによれば、「TOPIX(東証株価指数)とは、東証市場第一部に上場する内国普通株式全銘柄を対象とする株価指数です。昭和43年(1968年)1月4日の時価総額を100として、その後の時価総額を指数化したものであり、日本経済の動向を示す代表的な経済指標として用いられるほか、ETFなどの金融商品のベンチマークとして利用されています。」としています。

実際にプロ投資家も自分たちが運用するファンドのパフォーマンスを測定する際に比較するのはTOPIXです。

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残念ながら日本株は循環株

2012年末以降、「アベノミクス」やその後の「黒田バズーカー」とともに株価は上昇基調となったことはありますが、その状況が過去と比べてどうであったかという議論はあまりされていません。

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄といった個人の資産運用(パーソナルファイナンス)を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。