2025年6月20日に公表された総務省統計局「2020年基準 消費者物価指数 全国 2025年(令和7年)5月分」によると、総合指数は111.8、前年同月比は3.5%の上昇となりました。

食料品や光熱費、サービス価格などが上昇する中で、同じ金額を持っていても買えるものが減っていく、実質的な購買力の低下が家計に少なからず影響を与えています。

物価が着実に上がっている一方で、手元の資産価値や返済負担への影響を見極めるには、貯蓄と負債のバランスを総合的に捉える視点が欠かせません。

そこで今回は、全国47都道府県の貯蓄額・負債額をランキング形式で整理し、インフレ下における家計の状況を多角的に分析します。

地元の家計実態を知ることは、将来のマネープランを考えるヒントになるかもしれません。