年金額が1.9%引き上げられましたが、これを上回る勢いで物価の上昇が続いています。老後は十分な年金が受け取れるかどうか、不安に感じる方もいるでしょう。
さらに、年金から「税金や保険料」が天引きされることにより、実際の手取り額はもっと少なくなることがほとんどです。
本記事では、次回の支給日である8月15日支給の年金からも天引きされるお金について解説します。
1. 年金から「天引きされる」税金と社会保険料5つ
公的年金から天引きされるお金は、主に次の5種類です。
- 所得税と復興特別所得税
- 住民税
- 国民健康保険料
- 後期高齢者医療保険料
- 介護保険料
ただし、国民健康保険料か後期高齢者医療保険料かどちらか一方のみとなり、同時に天引きされることはありません。
どのようなお金なのかを見ていきましょう。