トム・クルーズ主演の映画「トップガン」にでてきたセリフの中で、「トップガン」はエリートパイロットの中でも上位1%と更なるエリートという説明がありました。

日本の年収1000万円は「トップガン」ほどの希少性はないですが、間違いなくビジネスパーソンにとってはあこがれの給与水準といったところでしょう。

とはいえ、年収1000万円あっても、手取り給与水準や家族構成、生活水準を考えれば決して楽ではないという現実もあります。

家族4人で、奥様が専業主婦、子どもが二人というケースを想像してみましょう。

子供が私立の小学校や中学・高等学校に通い、大都市近郊に戸建てを持ち住宅ローンを組み、子どもが大学進学までの準備をしているようなケースでは、年収1000万円では貯蓄に回せる余裕はほとんどないというケースも多いのではないでしょうか。

こう考えると年収1000万円あっても、今は良いけれど、老後資金をどう準備すればよいかなどを考えればもろ手を挙げて良いということも言えません。

貯金1000万円と年収1000万円、結局どちらがよいか

こうして考えてみると、今回のお題はフローとストックを比べる、まさにリンゴとミカンを比べるようなものですが、どっちもどっちと言えそうです。