4. グランドカバーを枯らさず何年も育てる「4つのコツ」
4.1 環境に合った品種選び
最も重要なのは、日当たり・水はけ・土壌の質など、自宅の庭の環境に合った品種を選ぶことです。品種特性を事前に調べておくことで、枯れるリスクが減り、無理なく育てられます。
4.2 定期的な見回り
グランドカバーは一度植えると手がかからないとはいえ、まったく放置してしまうのは避けましょう。定期的に様子を観察して、病害虫の兆候や生育の異常がないかを確認し、早めに対処することが大切です。
4.3 適度な剪定と間引き
品種によっては旺盛に生育し、周囲の植物を圧迫したり、蒸れて病気になったりすることも。適度な剪定や間引きを行うことで、風通しがよくなり、健全な生長を促します。
4.4 追肥の実施
何年も植えっぱなしにする場合、土壌の栄養分は徐々に消費されていきます。生育の様子を見ながら年に1〜2回程度、成長期に緩効性肥料を与えて、植物に十分な栄養を補いましょう。
5. 長年植えっぱなしにしても美しいグランドカバーで癒やしの庭を
筆者の庭で10年以上も枯れずに育っているグランドカバープランツたち。雑草の悩みを軽減し、土壌環境を整えながら、庭全体を健やかに保ってくれる強い味方です。
葉の美しさだけでなく、四季折々の花も咲き、庭を彩りあふれる空間にしてくれます。丈夫で手軽に育てられるグランドカバーで、潤いと癒やしのある庭をつくってみませんか。