「近江屋跡地の現在の様子」がX上で話題になっています。
投稿したのは、Xユーザーの@reiji_shimomuraさん。
当ポストは2025年6月27日時点で21万件を超えるいいねを集めるなど大きな反響を呼んでいます。
坂本龍馬に関する投稿が話題になったことに関連し、記事後半では坂本龍馬が生まれた高知県の経済について紹介します。
※今回紹介するポストは、投稿者様の許可を頂いております
1. 歴史ある「近江屋跡地」の現在の様子
「坂本龍馬は、自分が討たれた近江屋が160年後にカラオケ屋になってるなんて夢にも思わなかっただろうな」そんなコメントとともに投稿されたのは、1枚の写真でした。
写っているのはカラオケチェーン「ジャンボカラオケ広場」の店舗ですが、建物の前には石碑が見受けられます。
写真の場所は「坂本龍馬・中岡慎太郎」が命を落とした場所として知られる「近江屋」の跡地。石碑には「坂本龍馬 中岡慎太郎 遭難之地」と記されているようで、すぐ隣には2名の写真もありますね。
歴史ある「近江屋」の跡地が「カラオケボックス」に生まれ変わっていたとは、意外性がある光景に驚きです。
2. 当時の心境は「夢にも思わなかっただろう」
投稿者の@reiji_shimomuraさんに話を聞くと「ジャンカラの店内には入っていないが、河原町商店街を訪れた際にちょうど前を通ったので、記念に写真を撮った」と、撮影の経緯を振り返ります。
写真光景を見たときの心境については「元々近江屋跡の場所知ってはいたが(前のかっぱ寿司時代から知っていた)、ジャンカラになってからは意識して見たことは無かったので、投稿文でも書いた通り、まさか坂本龍馬も、自分が討たれた近江屋跡が娯楽施設(カラオケ屋)になってるなんて夢にも思わなかっただろうと思った」と語ります。
続けて「また、織田信長が討たれた本能寺跡は老人ホームと消防団施設、池田屋事件のあった池田屋跡は居酒屋になっていたりと、京都にある歴史上の有名な事件の跡地にも、今や人々が平然と集っていると知り、感慨深かった」と、各地の有名跡地に対する思いも教えてくれました。
3. 「賑やかなのが好きな人だったから喜んでいるかも」などの声
@reiji_shimomuraさんがX上に写真を投稿すると、ポストには21万件ものいいねが寄せられる大反響に。
コメント欄には「告知事項はあるのか知りたい」「行くことを検討」「賑やかなのが好きな人だったから喜んでいるかも」「坂本龍馬にタイムスリップしてきてもらいたい」といった感想が相次ぎました。
そのほかにも「織田信長が討たれた本能寺も今は老人ホームだもんな」「夏目漱石生誕の地はやよい軒」といった声も上がっています。
坂本龍馬は、自分が討たれた近江屋が160年後にカラオケ屋になってるなんて夢にも思わなかっただろうな pic.twitter.com/huPiMdDIDq
— 下村 れーじ R.S. (@reiji_shimomura) June 20, 2025
4. 高知県の県内総生産は名目2兆3764億円
坂本龍馬に関する投稿が話題になりました。ここからは、坂本龍馬誕生の地である高知県の経済について紹介します。
四国の南部にある高知県は、北は愛媛県、徳島県に接し、南は太平洋に面しています。地形は細長い扇型で、東西の海岸線の長さは713km。県北部の四国山地には標高1000mを超える険しい山々が連なっています。
2024年1月1日時点の人口は67万5623人で、高知県の人口TOP3の都市は以下の通りです(出所:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」)。
- 高知市 31万6410人
- 南国市 4万6133人
- 香南市 3万2902人
経済面を見てみると、2021年度の県内総生産は名目2兆3764億円。一人当たりの県民所得は265万3000円でした。
いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている「近江屋の現在の様子」を紹介しました。
参考資料
小野田 裕太