5. まとめにかえて
今回は、最近報道されている障害年金の問題に触れつつ、それとは異なる障害者手帳の種類や療育手帳の現状について解説しました。
障害者手帳には「身体」「精神」「療育」の3種類があり、その中でも療育手帳は知的障害と判定された方へ交付される手帳となっています。所持者数は年々増加傾向にあり、20~29歳の年代が最も多く、全体の20%を占めています。その他にも、10~17歳、30~39歳の割合も高く、知的障害への認知が高まってきたとも言えるでしょう。
また、療育手帳の申請は、自治体によって基準・運用が異なることから、詳しい内容についてはお住まいの自治体に確認してみることをおすすめします。
参考資料
長井 祐人