「夫・約2時間で妻・約7時間半、これ何の時間?」日本の今がわかる《1日の統計》とは?
「日本では1日に1301組が結婚し、504組が離婚している」そんな日本の現状について、7月参院選の前に要確認。
polkadot_photo/shutterstock.com
普段の何気ない私たちの日常を数字で見てみると驚くほど具体的な日本の現状課題が見えてきます。今回は、厚生労働省の統計データ「日本の1日」をもとに、夫婦の育児時間の格差、人口減少、労働、医療、介護といった喫緊の課題について解説します。7月の参院選を前に、私たちの暮らしと社会について考えていきましょう。
1. 「1日に2325人減っている」日本の人口問題とは?
厚生労働省が公表する「日本の1日」をみることで、日々の生活の中での出来事のようにイメージしやすく、物事の発生頻度や規模感を把握しやすくなります。日本で1日に起こる出来事の数を調べてみた「日本の1日」をみていきましょう。
※統計数字は、令和元年〜令和5年におけるそれぞれの直近の数字です。
【日本で1日に起こる《人口》について】
- 生まれる人数:1993人
- 亡くなる人数:4318人
→がん:1048人
→心疾患:633人
→脳血管疾患:286人
→事故:122人
→仕事中の事故:2人
→老衰:520人
→自殺:60人
「日本の1日」の統計データから、日本では毎日1993人が生まれる一方で4318人が亡くなっており、結果として1日あたり2325人の人口減少が進行していることがわかります 。特に、死亡原因としては「がん」が1048人と最も多く、「老衰」も520人に上るなど、高齢化に伴う疾病や自然死が増加傾向にあります 。この急速な人口減少と高齢化の進行は、社会保障制度の持続可能性や労働力人口の確保といった、日本の喫緊の課題を浮き彫りにしています。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年6月26日更新)