就職氷河期で資産なき40代!お金の貯蓄方法とは

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今の40代は、社会に出て約20年近くたっている世代です。会社では昇進が早い人では「課長」職などについて、ビジネスパーソンとして活躍している方もいるでしょう。また出世はよそに自分の生活を楽しんいる方もいるでしょう。

しかし、俗に「アラフォー・クライシス(40歳代の危機)」といわれるように、40代は必ずしも恵まれている世代とは言えません。今回はその世代の資産形成について考えます。

40代の就職活動はどうであったか

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40代前半の方は就職活動で苦労した記憶のある人も多いのではないでしょうか。

特に40代前半の方が就職活動した時期は激動の時代でした。

彼らが就職活動をした1990年代後半について見てみましょう。

1997年4月は消費税増税から始まりました。今では考えられない水準ですが、このとき消費財率は5%になりました。

また、金融業界には大きな危機が訪れます。代表的なものとしては、山一証券の自主廃業。

そして、海外に目を向ければ、アジア通貨危機。

1998年には日本長期信用銀行の破綻と国有化、日本債券信用銀行の国有化など金融危機とともに景気は冷え込み、いわゆる「就職氷河期」ともいわれました。

金融機関がおかしな状況になっている状況で、それ以外の産業においても経営環境が順風満帆というわけにはいかないでしょう。

そういった景況感の中で、採用枠は小さくなり、結果として「就職氷河期」といわれました。こうした状況が数年続きました。

40代はいくらの資産を持っているのか

総務省が2018年5月18日に発表した「家計調査報告(貯蓄・負債編)-平成29年(2017年)平均結果-(二人以上の世帯)」によれば、40代の資産状況は以下の通りです。

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄といった個人の資産運用(パーソナルファイナンス)を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。