40代の貯蓄現在高は、「1074万円」、一方で負債現在高は「1055万円」。
つまり、貯蓄があっても負債もあり、これらをネットすると、わずかに19万円。
負債は住宅ローンとして考えると、家計のバランスシートには資産として不動産があると考えるのが自然ですが、不動産を除くと純資産はわずかということです。
40代の資産形成法とは
40代というと子供がいる世帯では、先ほどみた住宅ローンの返済だけではなく、いわゆる「子育て費用」も必要となることもあるでしょう。その意味で、生活費をやりくりするだけでも大変という世帯は多いでしょう。
資産形成の基本は、自分が取ることができるリスクを考えながら投下できる資金を増やしていくことですが、その原資を増やすことが現実的に難しいというケースもあるでしょう。
もし可能であれば、昇進(必ずしも給与が大きく上がるというわけではないですが)、転職や副職で手取り所得を増やしながら、節約をし、貯蓄へ回せる資金を増やすのが第一です。
その中で、非課税枠のあるNISAやつみたてNISA、活用できる方はiDeCoなどを活用してリスク資産をポートフォリオに組み込みながら長期的に資産形成が基本です。
また、生命保険などで所得控除枠の活用なども検討の余地があるでしょう。
40代に気が付いたのなら老後に向けた貯蓄をする時間はまだある
今40代の方が定年を迎える頃には定年退職の年齢がいくつになっているかは流動的ですが、仮に「65歳が当たり前」という時代になっているとすれば、あと20年近くは資産形成にあてることができます。
著者
私たちは、保険会社・大手銀行・証券会社など金融機関での勤務経験を有したメンバーで構成する、株式会社モニクルリサーチ運営の『LIMO(リーモ)〜くらしとお金の経済メディア〜』のマネー編集部です。
三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子・株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵・SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか・日本生命保険相互会社出身の村岸理美などを中心としたメンバーで構成。それぞれが大手金融機関にて主にリテール・法人・富裕層向けの資産にまつわるアドバイス業務を経験。主に国内外株式の仲介、国内外の債券、投資信託、生命保険の販売業務に従事し、トップセールスで多数の表彰歴を持つ人や、研修講師として年間100回超の登壇経験を持つ元研修講師なども在籍。
専門性の高いテーマで年間8000本以上の企画・執筆・編集・監修の実績があり、特に以下の分野を中心に、厚生労働省・金融庁・総務省などの官公庁の一次情報をベースに記事を企画・執筆・編集している。
【主な執筆分野】
公的年金制度(厚生年金保険・国民年金)、社会保障制度、相続・贈与・退職金、NISA・iDeCoなどの税制優遇制度、資産運用・資産形成・保険など
執筆・編集した記事は、累計で1億PVを超える実績があり、Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数達成。老後の生活設計、年金制度の最新動向、ライフイベントに備えた資産形成などに強みをもつ。
メンバー全員が【1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)】【2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)】【CFP®資格】【一種外務員資格(証券外務員一種)】などの専門資格を保有し、実務から得た知識をもとに、複雑なお金の問題を「わかりやすく、正確に」伝えることに注力している。
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