4. 建売住宅の後悔ポイント①:キッチンやバスなどのメーカーや商品指定はできない
続いて「後悔ポイント」になります。
先ほどキッチンやトイレの色は選べた、と満足ポイントに挙げましたが、メーカーや商品までは選ぶことができません。
私の場合、安全のためにIHコンロを使用したかったのですが、すでにハウスメーカーで、特定の会社の、ガスコンロのシステムキッチンを導入することが決まっていたため、メーカーや商品までは選ぶことができませんでした。
こういった設備は、ハウスメーカーのほうで特定のメーカーのものをまとめて購入し、費用を抑えていることもあり、購入者が自由に選ぶことはできないことが多いでしょう。
自分なりの家づくりにこだわりがある方は、費用が掛かっても、注文住宅のほうが希望を叶えられると思います。
5. 建売住宅の後悔ポイント②:おしゃれ度が低い
効率を重視して施工している建売住宅では、注文住宅と比較してみると、個性やデザイン性、カスタマイズ性といった部分は低くなってしまいがちです。
何を持って「おしゃれ」とするかは、もちろん人それぞれ異なりますが、私の場合、天井が高い家にあこがれていました。しかし購入した建売住宅では、そういった内装ではなかったので、あきらめざるを得ませんでした。
もしこだわりの設備や譲れないポイントがある方で、建売住宅の購入を希望されている方は、購入前に、そういった設備を導入している建売住宅を選ぶのが良いかもしれません。
6. 建売住宅の後悔ポイント③:1階に収納が少ない
収納についても後悔ポイントがあります。
私が購入した建売住宅では、2階の子供部屋として想定している部屋の収納は十分でしたが、1階の収納スペースがやや物足りない結果になりました。
1階はリビングやキッチン、バスの使いやすさは重点的にチェックしていたものの、収納は「狭いかもしれないけど、2階は十分な収納スペースがあるからいざとなれば2階を活用すればよい」と考えていました。
ところが、実際に1階であふれたものを2階に運ぶのは面倒だったり、1階に置いていきたいものも多かったため、急遽収納するためのラックを購入することになりました。
株式会社アイダ設計のホームページによれば、収納スペースに「法律的な基準」はないそうです。
リビングやキッチンの広さに目が行きがちですが、1階の収納の広さが十分か、事前に確認することはとても重要だと思いました。