7月は1年の折り返し地点。夏本番を迎えるこの時期は、帰省や家族との集まりを通じて、老後の暮らしやこれからの生活設計について話す機会が増えるタイミングでもあります。
特に2025年度は年金額の改定があったことから、「自分はいくらもらえるのか」「他の世代とはどう違うのか」といった年金への関心が高まっています。
本記事では、公的年金制度の基本をおさらいしつつ、世代別の受給実態をわかりやすく解説します。国民年金と厚生年金の平均受給額を「60歳~90歳以上」までの5歳刻みで紹介しますので、参考にしてみてください。
1. 年金の支給スケジュール
年金は、基本的に偶数月の15日に支払われます。15日が休日の場合は、直前の平日に支払われるルールです。
次回の支払日は8月15日(金)の予定です。
- 12月・1月分:2025年2月14日(金)
- 2月・3月分:2025年4月15日(火)
- 4月・5月分:2025年6月13日(金)
- 6月・7月分:2025年8月15日(金)
- 8月・9月分:2025年10月15日(水)
- 10月・11月分:2025年12月15日(月)
6月に支給される分から、年金改定が反映されていて、ほかの条件が同じであれば支給額が増加されているはずです。8月支給分は基本的に6月支給分と同額となります。