1.3 【使い道は「貯金」と「資産形成」の2本柱】NISA活用も進む傾向
「夏のボーナスの使い道」上位5つ(複数回答)
- 【1位】貯金や預金:65.0%
- 【2位】資産形成(保険、NISA、不動産投資、投資信託など):49.3%
- 【3位】旅行や外食:28.1%
- 【3位】日常的な生活費(普段の食事や日用品の購入):28.1%
- 【4位】子どもの教育費:12.8%
【2位】資産形成を選んだ人へ、NISA枠の活用について(複数回答)
- NISA枠内での投資を希望:86.0%
夏のボーナスの使い道として最も多かったのは「貯金・預金」(65.0%)で、物価上昇や将来不安を背景に、生活防衛費として確保する動きが広がっていると考えられます。次いで「資産形成」(49.3%)が続き、なかでもNISA枠内での投資を選んだ人は86.0%にのぼりました。《堅実な貯蓄とNISAを活用した資産形成の2本柱》で備える傾向がうかがえます。
以上の結果からは、夏のボーナスを単なる一時的なご褒美ではなく「今」と「将来」の両面を見据えた家計管理の中で活用しようとする意識の高まりが感じられます。なかでも注目したいのが、家計管理の基本とされる「50:30:20ルール」です。