2. 【60歳・70歳・80歳年代別】平均受給額一覧表(月額)
ではここからは、厚生労働省年金局が公表した「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとに、60歳代・70歳代・80歳代の年代別の、厚生年金・国民年金の平均受給額(月額)を見ていきます。
なお、一覧表でご紹介する厚生年金受給額には、国民年金も含まれています。
2.1 60歳代の平均受給額(月額)
60歳代の厚生年金・国民年金の平均受給額は以下の通りです。
60歳代では、60〜64歳と65〜69歳で受給額が異なります。公的年金は、原則として65歳から支給開始となり、60歳〜64歳までの厚生年金は「特別支給の老齢厚生年金」に、国民年金は繰上げ受給した場合の受給額になるため、65歳からの支給額と比べて少額になります。
65歳以降は、厚生年金が平均14万7000円程、国民年金は平均6万円程となっています。