3. 光熱費の負担はどれほどか

参考までに、平均的な光熱費について統計資料から見ていきます。

総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2024年(令和6年)平均結果の概要」によると、二人以上世帯における光熱・水道の平均支出額(月額)は以下のとおりでした。

  • 電気代:1万2008円
  • ガス代:4745円
  • 他の光熱:1267円
  • 上下水道料:5092円
  • 合計:2万3111円

全体の平均消費支出は30万243円でしたので、 約7.7%を占めることになります。

なお、二人以上の世帯のうち勤労者世帯に特化すると、光熱・水道が占める割合は7.0%となりました。

また年齢による違いもあり、例えば65歳以上の夫婦のみの無職世帯に注目すると、光熱・水道が占める割合は8.5%となります。

65歳以上の夫婦のみの無職世帯(夫婦高齢者無職世帯)の家計収支

65歳以上の夫婦のみの無職世帯(夫婦高齢者無職世帯)の家計収支

出所:総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2024年(令和6年)平均結果の概要」

4. まとめにかえて

これから夏本番を迎えるにあたり、エアコンの購入を考える方もいるでしょう。

自治体によっては、補助金がもらえる可能性があります。

エアコン以外の家電を対象とする助成も幅広くあるため、地域の情報はしっかり入手するようにしましょう。

※細かい支給要件や最新情報は、ホームページや広報誌などでご確認ください。LIMOでは個別のお問い合わせへのお答えはいたしかねます。

参考資料

LIMO編集部