キュレーターより読者に伝えたいポイント
以前より円高が加速し、また株式市場も不安定な動きを見せる日が多く、方向感の乏しい相場で毎日落ち着かない個人投資家も多いかと思います。
資産運用に下げ相場はつきものです。ただし、精神的にはつらいこともあるでしょう。一方で、下げること自体は投資家にとっては買いのチャンスでもあります。こうした下げ相場は、いろいろな施策を練る機会にしていただきたいと思います。
今回は、現在のような資産運用環境を乗り越えるために参考になる記事を、日本の個人投資家の資産形成を応援する金融経済メディアLongine(ロンジン)と、皆様おなじみの投信1(トウシンワン)から3つピックアップしました。
日本株は「TOPIX800で買い1,800で売れ」は正しいか
日本株は循環株だという意見は多いですが、その歴史と海外株式市場動向、またアベノミクスの見方について解説した記事です。また、TOPIXはいくらで投資をするのが効率が良いのか、そして循環相場をやり過ごすポイントについてまとめています。
【日本株はまたもや循環下落局面か-過去から目をそらさず世界も見る】
出所:Longine
バフェットは下げ相場をやり過ごす名人
世界的に著名な投資家ウォーレン・バフェットは、実は下げ相場を上手に活用する投資家でもあります。バフェットの目線(バークシャー基準)で、日本株ではどのような銘柄が長期的に魅力的かを解説した記事です。
【暴落時に買いたい日本株リスト—バフェット流スクリーニング結果】
出所:投信1
下げ相場で”しくじり先生”にならないための心得
下げ相場は誰にとっても落ち着かないもの。どういったアセットクラスであれば含み損があっても「居心地の良い資産」であるか、筆者が自分の見解をまとめています。
【株式投資の「しくじり者」が伝えたい、下げ相場で含み損が出た時の心得】
出所:投信1
まとめ
下げ相場のやり過ごし方が、資産形成が上手にできるかどうかの差がでるポイントかと思います。まさに今の時期をどうやり過ごすのか、打って出るのか、撤退するのか、静観するのか、様々な選択肢があるかと思いますが、その際の参考になればと思います。
LIMO編集部