4. 少子化と出産をめぐる現実に向き合う

今回は、最新の統計データをもとに、出生数・出生率の推移と同時進行で社会背景にある不妊治療の広がりについて解説しました。

まとめると、

  •  合計特殊出生率「1.15」、出生数およそ「68万人」と減少
  •  夫婦「4組に1組」が不妊治療の経験あり、赤ちゃん「10人に1人」は生殖補助医療で誕生
  •  治療には、通院や心身の負担など見えにくい苦労も多い

少子化が進む今、出産や子育てをめぐる環境をより理解し、支え合える社会づくりが求められています。

参考資料

厚生労働省「令和6年(2024)人口動態統計月報年計(概数)の概況」
厚生労働省「不妊治療と仕事との両立サポートハンドブック(令和7年3月)」

村岸 理美