7月は年金支給日がなく、次は8月15日が年金支給です。
夏は電気代や飲み物代、暑さ対策など何かとお金がかかる時期。お盆シーズンは帰省や旅行、レジャーなどもあり、年金の支給を楽しみにされている方もいるのではないでしょうか。
もらえる年金額には個人差がありますが、今回は8月15日に約46万円支給される標準夫婦についてみていきます。
1. 【年金】8月15日に「約46万円が支給される標準夫婦」とは?
日本年金機構の「令和7年4月分からの年金額等について」を確認すると、厚生年金のモデル夫婦の金額は23万2784円。
厚生年金のモデル夫婦の年金額例は、以下のような状況の家庭をベースとして試算されています。
1.1 2025年度の厚生年金のモデル夫婦の例
平均的な収入(平均標準報酬(賞与含む月額換算)45万5000円)で、40年間就業した場合に受け取り始める年金(老齢厚生年金と2人分の老齢基礎年金(満額))
具体的にいうと、夫婦のどちらかが年収約546万円で、もう一人は国民年金のみが支給されている場合が該当します。会社員の夫と専業主婦の妻が想定されているでしょう。
このケースでは23万2784円が支給されるのですが、この金額は夫婦2人分なので注意しましょう。
また、年金は2カ月に一度、2カ月分が支給されるため、厚生年金のモデル夫婦では約46万円支給となる方もいます。