シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は回転寿司チェーン店「スシロー」を運営するスシローグローバルHD(3563)の、2018年11月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。
直近の月次実績はどうだったか
2018年12月4日に更新されたスシローグローバルHDの2018年11月既存店売上高は、対前年同月比で108.7%とプラス成長となりました。
内訳としては客数が105.9%、客単価が102.7%で、ともにプラス。全店売上高も115.0%で、既存店及び全店でプラス成長を果たしています。
今期の既存店売上高の振り返り
では、2019年9月期のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか。
当期は10月から2カ月続けてプラス成長を維持。ただし10月は対前年同月比110.7%、11月は108.7%と、若干伸び率が減少しています。
前期から見ると、昨年10月にマイナスとなって以来13カ月連続でプラス成長となるなど、既存店売上高は好調に推移しています
過去1年の株価動向はどうだったか
最後に同社の株価動向を見ていきましょう。
同社株価は昨年11月から着実な伸びを見せ、右肩上がりで上昇してきましたが、6月の7,000円付近を天井に下落。現在は5,600円-7,000円のレンジ相場の中に位置しています。
既存店、全店いずれも売上高は対前年同月比でプラスを維持しており、成長の継続性に注目が集まるのではないでしょうか。
参考データ:スシローグローバルホールディングス IR情報 月次情報
LIMO編集部