1. 公的年金「2階建て構造のしくみ」とは?
最初に、年金の仕組みについて簡単に確認をしておきます。
日本の公的年金制度は、「国民年金」と「厚生年金」の2種類からなる「2階建て構造」です。
1.1 国民年金(1階部分)
- 【加入対象】原則、日本に住む20歳から60歳未満の方
- 【保険料】1万7510円(※1):全員一律、年度ごとに見直しあり
- 【年金額】6万9308円(※2)✕調整率:保険料未納期間に応じて減額調整
※1 2025年度の月額
※2 2025年度の月額:40年間年金保険料を納付した場合に受け取れる「満額」
1.2 厚生年金(2階部分)
- 【加入対象】主に会社員、公務員など
- 【保険料】報酬比例制(報酬により決定)
- 【年金額】加入期間や納付保険料により決定(国民年金に上乗せして支給)
現役時代に「国民年金」と「厚生年金」のどちらに加入しているかで、老後に受け取る年金額に大きな差がでることを押さえておきましょう。
国民年金の保険料は「全員一律」であるのに対し、厚生年金は「報酬比例制(報酬により決定)」です。
厚生年金は、毎月の給与や賞与などの報酬に所定の保険料率を乗じて保険料を決定するため、人によって保険料が異なる仕組みです。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/一種外務員資格(証券外務員一種)/元証券会社社員
1985年生まれ。福岡県出身。筑紫女学園短期大学英文科(現・筑紫女学園大学)を卒業後、2005年に日興コーディアル証券株式会社(現・SMBC日興証券株式会社)に入社。一種外務員資格(証券外務員一種)保有。ファイナンシャルアドバイザーとして、主に富裕層の個人顧客や法人に向けて、株式や債券、投資信託、保険商品などライフプランに寄り添った資産運用を提案する業務に従事した。
現在は、株式会社モニクルリサーチのメディア編集本部・LIMO編集部に所属。「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」では、人事院、内閣府(金融庁、消費者庁、こども家庭庁)、デジタル庁、総務省、法務省、財務省(国税庁)、文部科学省、厚生労働省、農林水産省(林野庁)、経済産業省(中小企業庁)、国土交通省、環境省といった官公庁の公開情報など、信頼性の高い情報をもとに厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、退職金、資産運用や貯蓄、NISA、iDeCoなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。(2024年8月22日更新)
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
東京女子大学哲学科卒業後、野村證券株式会社に入社。国内外株式や債券、投資信託、保険商品などの提案・販売を通じ、主に個人顧客や富裕層向けの資産運用コンサルティング業務に従事。特に株式や債券、投資信託の提案を得意とし、顧客ニーズやライフプランに寄り添った提案が強み。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の公開情報など、信頼性の高い情報をもとに厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、雇用、退職金、貯蓄、資産運用、新NISA、キャリアなどをテーマに編集・執筆を行う。3児のひとり親であり中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年9月4日更新)。