3. 「資産の見える化」で家計の見直しを
今回は、J-FLEC「家計の金融行動に関する世論調査(2024年)」の結果をもとに、70歳代二人以上世帯の貯蓄事情と今後の資産活用について解説しました。
まとめると、
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金融資産の中央値は1205万円。計画的に備えてきた世帯が多数
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3000万円以上の世帯も2割超。資産形成の成果が見える
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1000万円からでも《資産寿命》をのばすには工夫次第
貯めた資産は“どう守って活かすか”のフェーズに入っています。
ご不安な場合は、ファイナンシャルアドバイザーに相談するのもひとつの方法でしょう。
参考資料
村岸 理美
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社。生命保険・損害保険の営業を経て、社内教育部署にて教材制作や研修の企画・運営に携わる。退職後は独立系ファイナンシャルプランナーとして、個別商品の勧誘はせず公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計に対応。マネースクール講師としても活動し、社会保障制度、リタイアメントマネジメント、家計管理、資産運用などお金に関する幅広い分野に強みを持つ。現在も「お金の先生」であるJ-FLEC(金融教育推進機構)認定アドバイザーとして、学校や企業に出張授業で金融教育の普及に取り組んでいる。