現在、物価高対策として住民税非課税世帯を対象とした現金給付が進められています。物価上昇が続く中、幾度かにわたり、現金給付が行われてきました。

毎年支給されている状況になっていますが、これらの給付金は臨時給付であり、継続的に行われるものではありません。

一方で、制度として給付金や手当が支給されるものもさまざまあります。

本記事では、シニア世代が知っておきたい、給付金や手当などを5つピックアップしてご紹介します。

1. 【申請しないともらえない】シニア世代が受け取れる「公的なお金」とは?

公的年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)は、私たちの暮らしを支える大切な収入源ですが、自動的に支給されるわけではなく、受給には所定の手続きが必要です。

また、国や自治体が提供する各種の「給付金」「補助金」「手当」についても、多くは申請をしなければ受け取れない仕組みになっています。

なかには、申請期限を過ぎると受給できなくなったり、支給額が減額されたりするケースもあるため注意が必要です。

こうした支援制度を確実に活用するためには、自身が該当する制度について正しく理解し、必要な申請手続きをきちんと行うことが大切です。

今回は、シニア世代の方が利用できる、以下の「申請しないともらえない」公的な支援制度を5つご紹介します。

  1. 年金生活者支援給付金
  2. 加給年金
  3. 再就職手当
  4. 高年齢雇用継続給付
  5. 高年齢求職者給付金