2. 石垣島でフォトグラファーとして活動するAtsushiさんによる図解
沖縄の島々の位置関係を可視化したのは、石垣島を拠点に活動するフォトグラファーのAtsushiさん(@AtsushiOkinawa)。
Atsushiさんは2016年から石垣島で暮らしており、SNSでは美しい写真や動画とともに石垣島での生活を発信しています。
今回、投稿に大きな反響があったことについて心境を伺うと、「想像を遥かに超える方が沖縄地図をご存知なかったようでとても驚いています」と話してくれました。
石垣島に住んでいる人からすると、沖縄本島までは遠いというイメージなのでしょうか。そんな疑問をぶつけてみると、「距離感は人によって大きく違うと思いますが、石垣島や宮古島で暮らす島民は内地の方よりもずっと沖縄本島を近く感じていると思います」とAtsushiさん。
その理由は、沖縄の離島で暮らす人々は高校のクラブ活動で試合やコンクールがある度に飛行機で本島に行く事になるから。島の人々は若い頃からまるで電車に乗って他県に行く様な感覚で、400kmのフライトを何度も経験しているといいます。
学校の課外活動で400kmのフライトを何度も経験するとは、沖縄ならではといえそうですね。
ついつい近いと思ってしまいがちですが、実はかなりの距離がある沖縄県の島々。沖縄旅行を計画するときには、各島の位置関係を十分に把握して無理のない行程を計画するのがよさそうです。
まれに石垣島は那覇から船で2,30分で行けると思われてる方がいるので
— Atsushi 沖縄 Photographer (@AtsushiOkinawa) May 20, 2025
距離感を知ってもらうためにあらためて作りました
ざっくりと沖縄本島が東京にあるとすれば
宮古島が名古屋、石垣島が大阪ぐらいだと思ってください pic.twitter.com/rgYirHZfxU
3. 沖縄県の2023年度の観光収入は8507億円
沖縄県の島々が話題となったことに関連し、ここからは沖縄県の観光収入を紹介します。
国内屈指のリゾート地として知られ、美しいビーチやマリンアクティビティ、琉球王国時代の遺跡など、豊富な観光資源を有する沖縄県。
沖縄県が公表している「令和5年度の観光収入【試算値】」によると、2023年度の沖縄県内の入域観光客は853万2600人。観光客一人当たりの県内消費額は9万9699円で、観光収入 (試算値)は8507億円でした。
いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている「沖縄県の島々の距離感」を紹介しました。
参考資料
小野田 裕太