6月はボーナス月。ボーナスの使い道を考えながら、貯蓄にまわすべきか、いくらくらい貯蓄しようか迷う方もいるでしょう。
昨今の物価高を見るとなるべく貯蓄したいところですが、せっかくのボーナスなので使いたところもありますよね。
今回は参考までに年代別の「単身世帯と二人以上世帯」の貯蓄額をみていきましょう。
1. 【単身世帯の平均貯蓄額】私の貯蓄額は平均より多い?少ない?
貯蓄額を他人と比べる必要はないと理解しつつも、参考としてみんながどれくらい貯めているか知りたいという人もいると思います。
そこで、金融経済教育推進機構の「家計の金融行動に関する世論調査 2024年」を参考に、単身世帯の貯蓄額の平均値と中央値を見ていきましょう。
※金融資産を保有していない世帯を含みます。
単身世帯の貯蓄額の平均値を年代別に確認すると、以下の結果となりました。
1.1 単身世帯の貯蓄額の平均値
- 20歳代:161万円
- 30歳代:459万円
- 40歳代:883万円
- 50歳代:1087万円
- 60歳代:1679万円
- 70歳代:1634万円
70歳代以外は、年齢が上がるにつれて貯蓄額が増えています。
一方、中央値は以下のとおりです。
1.2 単身世帯の貯蓄額の中央値
- 20歳代:15万円
- 30歳代:90万円
- 40歳代:85万円
- 50歳代:30万円
- 60歳代:350万円
- 70歳代:475万円
平均値と大きな差があることがわかります。
これは、貯蓄がある人とない人の差が大きくなっていることを意味しています。