1.1 65歳以上の生活費(支出)

  • 65〜69歳:35万2686円(消費支出31万1281円・非消費支出4万1405円)
  • 70〜74歳:30万3839円(消費支出26万9015円・非消費支出3万4824円)
  • 75歳以上:27万3398円(消費支出24万2840円・非消費支出30万558円)

収入をみると年金部分はいずれの年代も21万円前後となっていますが、年金は加入状況より個人差が大きいのが特徴です。

では、老後の主な収入源となる年金はどれくらい受け取れるのでしょうか?

厚生労働省年金局の「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、年代別の年金平均受給額は以下のとおりです。

1.2 国民年金の平均年金月額

  • 65〜69歳:5万9331円
  • 70〜74歳:5万8421円
  • 75〜79歳:5万7580円

1.3 厚生年金の平均年金月額

  • 65〜69歳:14万7428円
  • 70〜74歳:14万4520円
  • 75〜79歳:14万7936円

※国民年金部分含む

実際には夫婦の加入状況によりますので、年金見込み額をねんきんネットなどで確認するとよいでしょう。

また、少子高齢化の日本では年金受給額が下がる可能性も考えられます。

そこで貯蓄が重要になってきます。