2. 支出の見直しがカギ!退職後の生活費を抑えるコツとは
金融庁によると、家計管理の基本は「収入と支出をきちんと把握・管理すること、収支を黒字にすること、そして黒字分を貯蓄すること」です。ただし、リタイアしたあとは資産形成期ではなく資産活用期にあたるため、必ずしも貯蓄する必要はありません。
リタイア前は昇給や副業などで収入を増やすという選択肢がありましたが、リタイア後は固定収入である年金が主な収入源となります。収支バランスを保つために、支出をコントロールする重要性が高まります。
特に注目すべきは固定費です。住居をダウンサウジングして住居費を抑えたり、不要な保険を解約して保険料を抑えれば、節約効果が持続します。支出を抑えれば、貯蓄や退職金を取り崩すスピードを抑えられるため、資産寿命を延ばせるでしょう。