4. 老後資金対策は50歳代からでも間に合う?

本記事では、厚生年金の平均受給額・受給割合について紹介していきました。

厚生年金を受給している場合でも、必ずしも老後の生活費を十分にまかなえるとは限らず、国民年金のみの方に至っては、さらに厳しい現実が待っている可能性があります。

だからこそ、現役のうちから自分の年金受給見込み額を把握し、不足分を補うための対策をしておくことが大切です。

資産運用による老後資金の形成や、年金額を増やすための繰下げ受給制度などをうまく活用することで、将来の不安を和らげることができるでしょう。

50歳代からでも決して遅くはないため、今のうちからできる準備を始めて、安心して老後を迎えられるよう、一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

参考資料

中本 智恵