2025年4月から、子育てと仕事を両立する家庭に嬉しい給付制度がスタートしました。

新たに創設された「出生後休業支援給付金」と「育児時短就業給付金」は、育児による収入減を補いつつ、男女問わず育児休業や時短勤務を取りやすくすることを目的とした制度です。

出産後の働き方を考えている方は、制度の内容をしっかり確認しておきましょう。

1. 育児休業取得率はどのくらい?

厚生労働省の資料によると、育児休業の取得率は以下のように推移しています。

【2023年度の育児休業取得率】

  • 男性:30.1%
  • 女性:84.1%

近年、男性の育児休業取得率は上昇傾向にあり、2023年度には3割を超えました。

男性の育休取得を積極的に支援する企業も増えており、今後さらなる伸びが期待されます。

また、2025年4月から始まった新給付制度により、共働き・共育てを実現しやすい環境が整いつつあります。