高等教育を希望する学生や保護者にとっては、進学にかかる費用は大きな関心事項です。
奨学金の制度を利用するか検討をする家庭も数多くあるでしょう。
そこで本記事では、現在募集中の給付型奨学金、そしてLIMOメルマガ会員に行った「奨学金に関するアンケート」の中でも「貸与型奨学金の毎月の受給額」についての結果をご紹介します。
まず初めに、国内最大の奨学金サイト「ガクシー」が紹介している奨学金の中から、「2025年5月締め切り」の給付型奨学金2事業をご紹介していきます。
※今回ご紹介する奨学金の情報は、公開時に締め切りまでが5日以上あるものです。そのため、閲覧時点においては、希望される奨学金の募集がすでに締め切られている場合がございます。また各種情報や条件についても変更になっている場合がございます。あらかじめご了承ください。
1. 【返済不要の奨学金・5月締め切り】公益財団法人オーケー育英財団「公益財団法人オーケー育英財団 大学生奨学金 」
公益財団法人オーケー育英財団は、創業者である飯田勧氏の「地域社会貢献の一環として、有能な生徒、学生への経済的支援を行いたい」との思いから、神奈川県下の高校生を対象とした奨学金事業を開始することとし、2020年2月にオーケー育英財団を設立しました。
1.1 【返済不要の奨学金・5月締め切り】公益財団法人オーケー育英財団「公益財団法人オーケー育英財団 大学生奨学金 」
【対象の課程】大学
【応募者の地域条件】埼玉県,千葉県,東京都,神奈川県,大阪府,兵庫県
【奨学金の種類】給付型
【申込み期間】入学後(2025(令和7)年4月1日~2025(令和7)年5月31日 17時まで)
- 奨学生の決定は、当財団の奨学生選考委員会の選考を経て代表理事が行います
- 選考の経過および決定の理由は公表致しません
【支給人数】340人(大学1年生340名)
【支給金額/人】90万円
※月額5万円
※奨学金は、4か月毎の一定日に交付するものとします(本人名義の銀行の預金口座に入金します)
1 回目4月、5月、6月、7月分 7月25日
2 回目8月、9月、10月、11月分 11月25日
3 回目12月、1月、2月、3月分 3月25日
一時金:上記のほか、大学1年生の年度において1人あたり30万円の一時金を給付します。
(支給時期:大学1年生の年度の7月25日)
【支給期間】在学している大学の正規の修了期間とします。
※ただし、奨学金の休止又は廃止事由に該当する場合、期間の途中であっても奨学金の交付が休止又は廃止される可能性があります。
※奨学生に採用された年の4月から6月分の奨学金は、一度目の交付日に遡って支給します。
【成績制限】あり
【所得制限】あり
【修学支援制度との併用】可能
【他の給付型との併用】可能(フォームに詳細を入力)
【専攻分野】ー
【専攻分野の詳細】本財団の大学生奨学金(大学 1 年生採用)の奨学生となる者は、以下の各号の全てに該当する者とします。
(1) 埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、大阪府、兵庫県内の 4 年制以上の日本の大学(通信制及び夜間部を除く)に在籍する 1 年次である者(国外からの留学生を除きます)。
(2) 2025 年 4 月 1 日現在、20 歳以下である者。
(3) 保護者(同一生計の父母)の都道府県民税所得割額及び市町村民税所得割額の合計が 507,000 円未満※である者。
※ 世帯年収約 910 万円未満程度が目安となりますが、家族構成や控除の状況等によって所得割額は異なります。なお、家計が急変した場合で、収入減少後の年収見込みが上記相当となった場合は、所得要件を満たすものと扱います。
(4) 卒業した高校 3 年生時の全履修教科の評定平均値が 5 段階評価で 3.5 以上(小数点以下第 2 位を四捨五入)であり、人物が優秀である者。
(5) 卒業した高校の学校長又は担任が推薦する者。
【資格・条件】他の奨学金制度を利用する予定の者であっても、応募資格を有するものとします。
【募集団体】公益財団法人オーケー育英財団
【奨学金概要】公益財団法人オーケー育英財団 令和7年度奨学生募集要項 大学生奨学金(大学 1 年生採用)
2. 【返済不要の奨学金・5月締め切り】一般財団法人ONOKEN財団「2025年度 一般財団法人ONOKEN財団 」
一般財団法人ONOKEN財団は、「家庭の経済力に関わらず、学業やスポーツに前向きにチャレンジする学生を応援したい」という考えのもとに、小野建株式会社の拠出により設立されました。
2.1 【返済不要の奨学金・5月締め切り】一般財団法人ONOKEN財団「2025年度 一般財団法人ONOKEN財団 」
【対象の課程】大学
【応募者の地域条件】福岡県,佐賀県,長崎県,熊本県,大分県,宮崎県,鹿児島県
【奨学金の種類】給付型
【申込み期間】2025年4月1日〜2025年5月31日
【支給人数】12人
【支給金額/人】月額5万円(年額60万円)
【支給期間】4月から翌年3月までの1年間
【成績制限】ー
【所得制限】なし
【修学支援制度との併用】可能
【他の給付型との併用】可能
【専攻分野】ー
【専攻分野の詳細】ー
【資格・条件】出願資格:下記要件すべてに該当する方
①学業やスポーツに前向きにチャレンジしている
②現在、九州地方※にある大学に在学中の学生(短期大学及び大学院を除く)
③本財団が企画する行事(交流会等)への参加に協力することができる
④本財団が定める提出書類を期日までに提出することができる
※九州地方とは
福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県を指します。
【募集団体】一般財団法人ONOKEN財団
【奨学金概要】一般財団法人ONOKEN財団奨学事業募集要項(※ガクシーのHPに遷移します)
いかがでしたでしょうか。
主に九州地方に在学・ゆかりがある学生向けの「2025年5月締め切り」の返済不要の奨学金をご紹介させていただきました。
本記事でご紹介した以外の奨学金の情報を知りたい方は、奨学金情報が数多く掲載されている「ガクシー」のサイトをご確認いただくのもおすすめです。
3. 【大学への進学】子供を大学に進学させた人、させる予定の保護者は8割以上
くらしとお金の経済メディア「LIMO」では、LIMOのメールマガジン会員(メルマガ会員)に「お子様の大学進学、おおよびその費用負担に関するアンケート調査」をおこないました。
メルマガ会員の方の中で、お子様がいる方84人に「子供が大学に進学(現在在籍中、これから進学予定のお子様も含む)していたか」について伺いました。
- これから大学進学を予定している 23.8%(20人)
- 現在、大学に通っている 10.7%(9人)
- 過去、大学に通っていた 48.8%(41人)
- 大学進学の予定はない 16.7%(14人)
※設問該当者・回答者84人
過去にお子様を大学に進学させていた人、在籍中の人、進学を予定している人を含めると、83%の方が、お子様が大学に進学している(予定である)ことがわかります。
一方で、お子様が大学進学の予定はないという人も、17%いることがわかりました。
4. 【大学生の学費】子供の大学学費は100%負担する(予定)の保護者が約8割
次に、過去にお子様を大学に進学させていた人、在籍中の人、進学を予定している人に、学費の保護者負担割合について聞いてみました。
- 保護者が100%負担 78.6%(55人)
- 保護者が 80%負担 5.7%(4人)
- 保護者が 60%負担 2.9%(2人)
- 保護者の負担は20%未満 4.3%(3人)
- 保護者は負担しない 8.6%(6人)
※設問該当者・回答者70人
約8割の保護者が、学費は全額負担している(する予定)ことがわかりました。続いて、学費以外に必要な費用(主に生活費)の負担割合についても見てみましょう。
- 保護者が 100%負担 62.9%(44人)
- 保護者が 80%負担 14.3%(10人)
- 保護者が 60%負担 2.9%(2人)
- 保護者が 40%負担 4.3%(3人)
- 保護者の負担は20%未満 5.7%(4人)
- 保護者は負担しない 10.0%(7人)
※設問該当者・回答者70人
こちらは、学費より約1割減の7割の親が100%の負担をしている(する予定)であることがわかりました。
また、1割の保護者は、学費以外の大学生にかかる費用を負担していない(しない予定)こともわかります。大学生になると、アルバイトなど自分で働いてお金を稼ぐことができることも多いため、このような結果になったと推察されます。
そしてもちろん、大学生活を送るにあたっては、奨学金のような修学支援新制度を利用する場合も多くあるでしょう。
毎月一昔前の奨学金制度に比べると、公的なものや民間、企業問わずかなり充実してきています。
経済的な理由で進学を断念することがないように、奨学金を積極的に検討してみてはいかがでしょうか。




