2025年5月9日、日経平均株価が1.56%の上昇、TOPIXは1.29%の上昇となりました。

今回は、鉄鋼業種に属する日本製鉄(5401)の株価や時価総額といった市況を振り返るほか、終盤では基本的な会社の概要や、株式投資の用語なども解説します。

それでは、見ていきましょう。

1. 日本製鉄の株式取引概況(株価・時価総額など)。毎日の動向をチェック!

それではまず、日本製鉄の株式取引概況を見ていきましょう。株価や時価総額はどうなり、どのくらいの売買が行われたのでしょうか。

  • 株価(終値):2,998円
  • 前日比:▲0.17%
  • 始値:3,020円
  • 高値:3,033円
  • 安値:2,998円

日本製鉄は2025年5月9日、3,020円で取引をスタートし、3,033円の高値、2,998円の安値を付け、結局2,998円で取引を終了しました。

  • 出来高:2,909,000株
  • 時価総額:3,222,031百万円
  • 売買代金:8,747百万円
  • PER(会社予想):9.51倍
  • PBR(実績ベース):0.60倍
  • 配当利回り:5.34%

その結果、日本製鉄の株価は2025年5月9日、前日比▲0.17%の下落となりました。

出来高は2,909,000株で、発行済株式における割合は0.27%となりました。

2025年5月9日終値時点での配当利回りは、5.34%となりました。

なお、日経平均株価は1.56%の上昇、TOPIXは1.29%の上昇でした。

2. 2025年3月期の連結決算を発表、2026年3月期は40円の減配へ

日本製鉄は9日、2025年3月期の連結決算を発表しました。売上収益が前期比1.9%減の8兆6955億2600万円、営業利益は同29.6%減の5479億6000万円、親会社の所有者に帰属する当期利益は同36.2%減の3502億2700万円となりました。

2026年3月期の連結業績予想は、親会社の所有者に帰属する当期利益が前期比42.9%減の2000億円となる見込みです。

株主還元については、2026年3月期の年間配当を従来の160円から40円減配の120円とする方針です。

それでは次のページで、今回ご紹介した企業の基礎的な会社概要や、時価総額や出来高といった株式投資の基礎用語などを振り返っていきます。