総務省が2025年5月30日に公表した「2020年基準消費者物価指数 東京都区部2025年(令和7年)5月分(中旬速報値)」によると、消費者物価指数の総合指数が「3.4%上昇」していることがわかりました。

物価の上昇が続いているため、家計に負担が生じているご家庭が増えていることが考えられます。

なかには「収入を上げたい」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。

では、「年収が1000万円を超える人」はどれくらいいるのでしょうか。

この記事では、国税庁の調査結果をもとに「年収が1000万円を超える人」の割合をご紹介します。

また、職種別・業種別の平均年収についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

1. 「平均年収一覧」業種別・職種別《平均年収TOP5》をご紹介!

平均年収は、職種や業種などにより異なる傾向にあります。

ここからは、職種別・業種別で平均年収のTOP5を見ていきましょう。

1.1 【職種別】《平均年収TOP5》

dodaの「平均年収ランキング(職種・職業別の平均年収/生涯賃金)【最新版】」によると、年収が高い職種上位5つは以下のとおりでした。

  1. 専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人):全体の平均年収611万円
  2. 企画/管理系:全体の平均年収566万円
  3. 金融系専門職:全体の平均年収474万円
  4. 営業系:全体の平均年収469万円
  5. 技術系(電気/電子/機械):全体の平均年収468万円

上位5つ以外の職種の平均年収は、以下のとおりです。

  • 技術系(IT/通信):462万円
  • 技術系(建築/土木):443万円
  • 技術系(メディカル/化学/食品):407万円
  • クリエイティブ系:392万円
  • 事務/アシスタント系:350万円
  • 販売/サービス系:339万円

もっとも高い平均年収の職種と、もっとも平均年収の低い職種を比較すると「272万円の差」が生じていることがわかりました。