今日はTBSの火曜ドラマ『対岸の家事』の放送日です。
作中では専業主婦とワーママの育児や夫婦関係、仕事への葛藤が描かれており、毎週さまざまな想いで見ている方も多いのではないでしょうか。
筆者も専業主婦、ワーママ(フリーランス・パート・フルタイム)といずれも経験していますが、どの立場であってもさまざまな部分での悩みや迷い、葛藤はあるものです。
共働きか、専業主婦かは自身の希望や家庭の状況などにあわせて決めるものですが、収入や貯蓄の面が気になっている方もいるでしょう。
今回は共働き世帯と専業世帯について、その世帯数や平均的な年収と貯蓄額をみていきます。
1. 【共働き世帯と専業主婦世帯】世帯数とは?
まずは共働き世帯と専業主婦世帯の世帯数を確認しましょう。厚生労働省の「令和5年版厚生労働白書」を確認すると、2022年の共働きの世帯数は1262万世帯でした。
1980年が614万世帯だったことを考えると、約2倍ほどに増えていることがわかります。
1980年〜2022年の42年間、おおむね右肩上がりに増え続けています。
また、専業主婦のいる世帯数は、共働き世帯が増えるにつれて減少しているのが特徴です。
- 1980年:1114万世帯
- 2022年:539万世帯
共働き世帯数と専業主婦世帯数をチェックすると、現在の主流は共働きと言えるでしょう。