2025年5月7日、日経平均株価が▲0.14%の下落、TOPIXは0.31%の上昇となりました。

今回は、海運業業種に属する川崎汽船(9107)の株価や時価総額といった市況を振り返るほか、終盤では基本的な会社の概要や、株式投資の用語なども解説します。

それでは、見ていきましょう。

1. 川崎汽船の株式取引概況(株価・時価総額など)。毎日の動向をチェック!

それではまず、川崎汽船の株式取引概況を見ていきましょう。株価や時価総額はどうなり、どのくらいの売買が行われたのでしょうか。

  • 株価(終値):1,946円
  • 前日比:▲0.15%
  • 始値:1,945円
  • 高値:1,962円
  • 安値:1,929円

川崎汽船は2025年5月7日、1,945円で取引をスタートし、1,962円の高値、1,929円の安値を付け、結局1,946円で取引を終了しました。

  • 出来高:8,238,300株
  • 時価総額:1,243,829百万円
  • 売買代金:16,042百万円
  • PER(会社予想):4.44倍
  • PBR(実績ベース):0.73倍
  • 配当利回り:5.14%

その結果、川崎汽船の株価は2025年5月7日、前日比▲0.15%の下落となりました。

出来高は8,238,300株で、発行済株式における割合は1.29%となりました。

2025年5月7日終値時点での配当利回りは、5.14%となりました。

なお、日経平均株価は▲0.14%の下落、TOPIXは0.31%の上昇でした。

2. 2025年3月期の連結決算を発表、2026年3月期の年間配当は20円増配

川崎汽船は7日、2025年3月期の連結決算を発表しました。売上高が前期比9.4%増の1兆479億4400万円、営業利益は同22.2%増の1028億5500万円、経常利益は同132.1%増の3080億8900万円、当期純利益は同199.4%増の3053億8400万円と、増収増益となりました。

同日に2026年3月期の連結業績予想も発表し、売上高が前年比9.3%減の9500億円、営業利益は同22.2%減の800億円、経常利益は同65.9%減の1050億円、当期純利益は同67.3%減の1000億円としています。

株主還元については、2026年3月期の年間配当を従来の100円から20円増配の120円とする方針です。

それでは次のページで、今回ご紹介した企業の基礎的な会社概要や、時価総額や出来高といった株式投資の基礎用語などを振り返っていきます。