日陰の玄関やベランダもセンスのいい寄せ植えを飾ればぐっとオシャレに。初夏から夏の強い日差しを避けられる場所だからこそ、涼やかで洗練された空間が演出できます。

今回は日陰でも栽培できる花やカラーリーフを組み合わせて、日当たりの悪い場所でも明るく華やかになる寄せ植えを3例、植物の参考価格とともに紹介します。

また「日陰に飾る寄せ植えづくりのポイント」や「日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違い」も分かりやすくお伝えしますので、見ていきましょう。

1. この記事で紹介する「日陰に飾れるセンスのいい寄せ植え」にまつわるあれこれ

写真のニチニチソウほか、日陰に強い植物と寄せ植えの組み合わせ例をご紹介します1/13

ドアの前に置かれた鉢植えのニチニチソウ。花色は主にワインレッドで花の中心が白。

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  • 日陰に強い植物でつくる「センスのいい寄せ植え」組み合わせ3例
  • 日陰に飾れる「センスのいい寄せ植えづくり」5つのポイント
  • 【ガーデニング豆知識】日なた、日陰、半日陰、明るい日陰とは?

2. 日陰に強い植物でつくる「センスのいい寄せ植え」組み合わせ3例

2.1 ニチニチソウ×バコパ×セネシオ・エンジェルウィングス

夏に強く、かわいい花をつぎつぎ咲かせる「ニチニチソウ」2/13

白い花のニチニチソウ

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枝垂れる枝に咲く可憐な小花「バコパ」3/13

白い花のバコパ

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おしゃれなシルバーリーフの「セネシオ・エンジェルウィングス」4/13

シルバーの葉を広げているセネシオ・エンジェルウィングス

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白やシルバーが日陰に光を呼び込み、爽やかで明るい印象の寄せ植えです。

ニチニチソウは毎日新しい花がつぎつぎと開花。夏の暑さや多湿にとても強く、真夏の炎天下でも元気に咲き続ける丈夫な花です。

バコパ(ステラ)は小さな星形の花が可憐。こんもりとまとまる草姿と、枝垂れるように広がる特性がハンギングバスケットや鉢植えの縁取りにピッタリです。

セネシオ・エンジェルウィングスはシロタエギクの仲間で、天使の羽のような大きく柔らかなシルバーリーフが特徴。ベルベットのようになめらかな質感が楽しめます。

※参考価格

  • ニチニチソウ:200円~600円前後(3号ポット苗)
  • バコパ(ステラ):200円~800円前後(3号ポット苗)
  • セネシオ・エンジェルウィングス:400円~1000円前後(3号ポット苗)

2.2 インパチェンス×コリウス×リシマキア・ヌンムラリア´オーレア´

丸みを帯びた花びらがキュートな「インパチェンス」5/13

ピンクの花のインパチェンス

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多彩な葉色が楽しめるカラーリーフプランツ「コリウス」6/13

明るい緑色の葉、赤と緑の複色の葉など、カラフルなコリウスの葉

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動きのある明るい葉でおしゃれ度アップ「リシマキア・ヌンムラリア´オーレア´」7/13

ライムグリーンの小さな葉をつけているリシマキア・オーレア

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明るい葉色と優しい色合いの花が日陰を爽やかに彩る寄せ植えです。

インパチェンスはふんわりと丸みを帯びた花姿と、豊富な花色が魅力。高温多湿にも比較的強く、夏場も絶え間なく花を咲かせます。

コリウスは美しい葉色を楽しむカラーリーフプランツ。ライムグリーン・ピンク・赤・銅色など多彩な葉色のバリエーションがあります。

リシマキア・ヌンムラリア´オーレア´はライムグリーンの小さな葉がはうように広がる多年草。縁から垂れるように配置すると動きと明るさをプラスできます。

※参考価格

  • インパチェンス:200円~500円前後(3号ポット苗)
  • コリウス:200円~500円前後(3号ポット苗)
  • リシマキア・ヌンムラリア´オーレア´:300円~500円前後(3号ポット苗)

2.3 トレニア×ヒューケラ×ヘデラ×カレックス

夏に強い涼しげな花「トレニア」8/13

白い花と紫の花を咲かせているトレニア

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バリエーション豊富でオシャレな葉「ヒューケラ」9/13

赤、黄色、紫など色とりどりのヒューケラの葉

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寄せ植えに動きとアクセントをプラスする「ヘデラ」10/13

緑色の葉の縁に白い斑が入ったヘデラ

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立体感とボリューム感を演出する「カレックス」11/13

細い緑葉の中心に白い斑が入ったカレックス

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背丈や株姿の違いが際立ち、動きと立体感を演出した寄せ植えです。

トレニアは白・紫・ピンク・青などの花色があり、優雅で涼しげな印象。夏の暑さにも強いので長い期間花を楽しめます。

ヒューケラは日陰のカラーリーフの代表格。葉は常緑で緑・ピンク・赤・オレンジ・紫・シルバーなどバリエーション豊富です。

ヘデラはツル性の観葉植物で、丈夫さと美しい葉模様が魅力。葉の形も多種多様で、寄せ植えに動きやアクセントを与えます。

カレックスは細い葉がしなやかに伸びるグラス系植物。株がふんわりと広がり、立体感やボリューム感を演出できます。

※参考価格

  • トレニア:100~500円前後(3号ポット苗)
  • ヒューケラ:400~900円前後(3号ポット苗)
  • ヘデラ:200~600円前後(3号ポット苗)
  • カレックス:300~700円前後(3号ポット苗)

3. 日陰に飾れる「センスのいい寄せ植えづくり」5つのポイント

日陰に飾れる寄せ植えづくりのポイントをお伝えします12/13

コリウスを使った寄せ植えをつくっている様子

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3.1 日陰でも育つ植物を選ぶ

日陰に飾る寄せ植えには、耐陰性のある植物を選ぶことが基本です。日陰でも元気に育つ品種を使うことで、長く美しい寄せ植えを楽しめます。

3.2 明るい色を意識して取り入れる

光が少ないと暗い印象になりがちなので、白・ピンク・ライムグリーン・シルバー系など、明るい色合いを取り入れると空間がパッと明るく見えます。

3.3 葉色や質感、草姿の違いを活かす

花だけではなく色や質感の違う葉をミックスすると、寄せ植えがさらに華やかに。また背丈の高いものや垂れ下がるものなど異なる草姿を組み合わせて、立体感と動きを演出しましょう。

3.4 蒸れ対策を考える

日陰は風通しが悪い場所も多く蒸れやすいので、苗を密に詰めすぎないことがポイント。植物同士の間に少し空間をとり風が抜けるようにすると、病気や根腐れを防げます。

3.5 水やりは乾き具合を見て

日陰は土が乾きにくい場合が多いので、表面が乾いてから水を与えるようにしてください。土がつねに湿っていると根腐れの原因になるため、こまめにチェックして湿り気を調整しましょう。

4. 日陰だからこそ楽しめる個性豊かな寄せ植え

日陰に飾る寄せ植えは、花だけでなく葉の美しさも工夫しましょう。明るい葉色や個性的なカラーリーフを取り入れれば、光が少ない場所でもオシャレで華やかに。

日陰でも育つ植物はもともと性質が強いものが多く、管理の手間も省けます。お気に入りの植物を寄せ植えして、日陰スペースを癒やしの空間にしてみませんか。

5. 【ガーデニング豆知識】日なた、日陰、半日陰、明るい日陰とは?

日なた・日陰・半日陰・明るい日陰の違い13/13

日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違いとは?

出所:LIMO編集部作成

さいごに、日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違いも整理しておきましょう。

  • 日なた:1日中よく日光が当たる場所。または、日陰になる時間が1日2~3時間程度。
  • 半日陰:半日程度(1日3~6時間程度)日が当たる場所。または、日なたの木の下など、木漏れ日がさす場所。
  • 明るい日陰:1日を通して直射日光はほとんど当たらないが、外壁や窓などの反射光で、ある程度の明るさがある場所。または、1日1~2時間程度日が当たる場所。
  • 日陰:1日を通して日光がほとんど当たらない場所。

「日陰で育つ」と言われている植物の多くは「半日陰」や「明るい日陰」を好みます。完全な「日陰」で生育できる植物もありますが、そのような場所では花つきや葉色が悪くなりがちです。

可能であれば、少しでも明るい場所や、1日1~2時間でも日光が当たる場所を選んで植え付けると、育てやすくなりますよ。