3. 【老齢年金】厚生年金と国民年金、男女差はどのくらい?
老齢年金の受給額には個人差があり、男女差もあります。グラフで比較しながら見ていきましょう。
3.1 厚生年金の男女差は?
〈全体〉平均年金月額:14万6429円
- 〈男性〉平均年金月額:16万6606円
- 〈女性〉平均年金月額:10万7200円
※国民年金の金額を含む
厚生年金の男女全体の平均月額は14万6429円ですが、男性はこれを上回る16万6606円、女性はこれを下回る10万7200円です。男性と女性では月額約6万円もの差が生じています。
グラフを見るとボリュームゾーンが男女で大きく異なることがわかります。
シニア世代が現役だった頃は、賃金や労働環境に男女で格差があり、女性が仕事でキャリアを積むことは簡単ではありませんでした。
しかし、近年は労働における男女差は縮まりつつあります。出産において女性が産前・産後休暇を取得するシーンなどはありますが、男性の育休制度も進んでいます。
働き方における男女差が縮まれば、厚生年金の年金額に見られる男女差も小さくなっていくでしょう。
つぎに国民年金について確認していきます。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】