4. 【9月~送付予定】年金生活者支援給付金請求書「はがきでの申請方法をわかりやすく教えて!」

年金生活者支援給付金は、申請をしないと受け取れない仕組みです。

公的年金と同様に請求手続きおこなう必要がありますので、詳しく見ていきましょう。

該当者が多い2つのパターンについて、請求手続きの方法を紹介します。

4.1 【9月に請求書が届く】すでに年金受給中で、新たに年金生活者支援給付金の支給対象となった場合

毎年9月の第1営業日から「年金生活者支援給付金請求書(はがき型)」が順次郵送されます。

年金生活者支援給付金請求書のはがき 送付用封筒

年金生活者支援給付金請求書のはがき 送付用封筒

出所:日本年金機構「送付用封筒」

手続き方法は次の通り。

年金生活者支援給付金請求書(はがき型)

年金生活者支援給付金請求書(はがき型)が届いた方へ

出所:日本年金機構「年金生活者支援給付金請求書(はがき型)が届いた方へ」

年金生活者支援給付金請求書(はがき)の申請方法

  1. 請求書の太枠内を記入。
  2. 請求書を切り取り線に沿って切り離す。
  3. 請求書面全体が隠れるように、目隠しシールを貼る。
  4. 差出人欄に住所・氏名を記入し、切手を貼る
  5. 郵便ポストへ投函。

※請求書は折り曲げたり、目隠しシール以外のシール等を貼ったりしないように注意しましょう。

年金生活者支援給付金請求手続きのご案内

出所:日本年金機構「年金生活者支援給付金請求手続きのご案内リーフレット」

4.2 新たに老齢年金を受け取り始める人が、年金生活者支援給付金の支給対象となった場合

  • 65歳になる3カ月前に、年金受給に必要な「年金請求書(事前給付用)」に同封して、「年金生活者支援給付金請求書(はがき型)」が届きます
  • 必要事項を記入し、受給開始年齢の誕生日の前日以降に、年金請求書と併せて年金事務所に提出します

原則として、請求した月の翌月分からの支給となります。届いた人は氏名記載などを行い、返送しましょう。早めの手続きをおすすめします。

なお、一度請求書を提出すれば支給要件を満たす限り2年目以降の手続きは不要で、継続して受給することができます。

次章では、現代のシニア世代がどれくらいの年金を受け取っているのかを見てみましょう。