【国家公務員】2025年夏のボーナスは平均「約70万6700円」で前年比約7.2％増！退職金はいくらもらえる？勤続年数ごとに一覧表で見る 2023年度より国家公務員の定年は徐々に引上げへ

1. 国家公務員の退職金は平均でいくら？2000万円超ってホント？

内閣官房内閣人事局「退職手当の支給状況」によると、国家公務員の平均的な退職金額は、退職理由ごとに以下のとおりです。

1.1 常勤職員の退職金（退職理由別）はいくら？

• 定年：2147万3000円
• 応募認定：2492万7000円
• 自己都合：303万9000円

1.2 うち行政職俸給表（一）適用者の退職金（退職理由別）はいくら？

• 定年：2122万1000円
• 応募認定：2249万円
• 自己都合：316万6000円

「応募認定」の支給額が高めに設定されているのは、早期退職募集制度に基づいて退職した場合に該当するためであり、こうした制度は、民間企業でも一部で導入されています。

一方で、「定年退職」のみに限定して見ると、平均支給額は2000万円を超える水準となっています。

ただし、退職金の金額は勤続年数によって大きく異なる点にも留意が必要です。