3. まとめにかえて
公的年金とその他所得の合計額が一定金額以下の年金受給者には、老齢年金生活者支援給付金が上乗せ支給されます。2025年度の支給額は、昨年度より140円プラスされた5450円です。
しかし、これは保険料を480月(40年間)納付した場合の受給額で、未納月があると金額が異なります。
公的年金が少額の場合、こういった支援を受けることが可能ですが、将来的にこの制度が続いているか、また、同じような制度が設けられているのかは不透明です。
老後の生活費に困らないよう、現役時代のうちから少しずつ貯蓄を進めておくことをおすすめします。
参考資料
木内 菜穂子