「見た目が大好きだけど、うちの庭では育たなかった…」新しい植物を迎えたけれど、環境やタイミングなどが合わず、苗を生かせなかったという経験がある方は多いのではないでしょうか。

今回は、神戸在住のLIMOガーデニング部員が、自宅で実際に育てている植物のなかから、寒い冬も暑い夏も生き残って花を咲かせている〈多年草〉3つをピックアップして、参考価格とともにご紹介します。

どれも春から夏の季節に花を咲かせる、あまり手のかからない丈夫な植物たちです。

1. この記事で紹介する「植えてよかった多年草」3選

神戸のベランダに「植えてよかった」多年草をご紹介します1/8

ローダンセマム(アフリカンアイズ)

LIMOガーデニング部撮影

  • オステオスペルマム[常緑多年草]
  • いちご[常緑多年草]
  • ローダンセマム[常緑多年草]

この記事では、神戸市でガーデニングを楽しんでいるLIMOガーデニング部員が実際に育てている多年草3つをご紹介します。

うっかり水やりを忘れてしまったり、西日が強くて葉焼けしてしまったり、冬の寒さに負けてしまったりして、枯れてしまった植物もある環境のなか、無事に生き残って、この春も花を咲かせてくれた丈夫な多年草をピックアップ。2025年5月に撮影した実際の写真とともにお伝えします。

記事の最後には、日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違いもご紹介しますので、合わせてチェックしてくださいね。また、開花時期や生育スピードは、お住まいの地域や育てている環境によって異なりますので、ご注意ください。

2. 神戸のベランダで「植えてよかった」西日・暑さ・乾燥に強い多年草3選

2.1 オステオスペルマム

カラフルでおしゃれな花「オステオスペルマム」2/8

イエローのオステオスペルマムの花

LIMOガーデニング部撮影

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淡いクリーム色のオステオスペルマムの花

LIMOガーデニング部撮影

  • 神戸のベランダでの開花時期:早春~春、秋

神戸のベランダで、花が減ってさみしくなる冬も、緑の葉を広げていたオステオスペルマム。春になると、次々つぼみが出てきて、株の姿がわからなくなるくらいたくさんの花が4月からずっと咲き続けています。5月中旬になっても、さらに花が増えて、まだまだつぼみが出てきており、とても華やかです。

オステオスペルマムは、育てやすさとカラフルなカラーが人気の植物。開花時期が長く、次から次へとたくさんの花を咲かせてくれます。

花色のバリエーションがとても多く、グラデーションや複色など見栄えが良いカラーも豊富。さらには一重咲きや八重咲き、花びらがスプーンの形をしたタイプなどさまざまな品種があるので、お気に入りの花が見つかりやすいのも魅力のひとつです。

また、乾燥に強く水やりの手間が少なくて済むのも嬉しいポイント。育てる際は日当たりが良い場所〜半日陰で管理し、冬場はマルチングして越冬させてください。

※参考価格:200円~1000円前後(3号ポット苗)

2.2 いちご(女峰)

ベランダでも育てやすい品種「女峰いちご」4/8

神戸で育てている女峰苺の写真

LIMOガーデニング部撮影

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神戸で育てている女峰苺の写真

LIMOガーデニング部撮影

  • 神戸のベランダでの開花時期:4月~5月頃
  • 神戸のベランダでの収穫時期:5月下旬以降

近所のホームセンタ―で値下げされていた苗を買ってから、もう4年ほど育てている「女峰いちご」。小さい実ですが、放っておいても収穫できるので、春の楽しみになっています。ランナーも出てくるので、隣にプランターを置いて増やしたりして、ささやかながら、収穫量が年々増えています。

とちおとめと並ぶ東日本の代表品種・女峰いちごは、キレイな円錐形と甘さ×酸味×香りのバランスが魅力。切ったときの断面も赤みを帯びた鮮やかな色で、スイーツの飾りにすると映えます。

比較的育てやすい品種ですが、収穫率を上げるには深さ・直径ともに20cm以上の鉢やプランターに植え付け、日当たりと風通しが良い場所で管理することが大切。水やりは土の表面が乾いてからたっぷりと与えるようにしてください。

また、鳥に狙われないよう鳥害対策も必須です。鉢ごとネットで覆ったり、ワイヤーネットで囲んだりなどの対策をおこないましょう。

※参考価格:500円~600円前後(3号ポット苗)

2.3 ローダンセマム

花はもちろん、銀葉もキレイな「ローダンセマム」6/8

ローダンセマムの花の写真

LIMOガーデニング部撮影

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ローダンセマムの花の写真

LIMOガーデニング部撮影

  • 神戸のベランダでの開花時期:春~初夏

数年前の早春に神戸のベランダに迎えたローダンセマムは、暖かくなってから次々につぼみをつけて、途切れることなく花を咲かせています。切り花にしてもかわいいので、子どもと一緒に花をかざったりして楽しめるのもいいな、と思っています。ただ、夏の暑さには弱い多年草ですので、他の鉢や日除けなどで日陰をつくって、なんとか今年の夏も越せればと思っています。

ローダンセマムには多くの品種がありますが、筆者が育てている「アフリカンアイズ」は乾燥に強くて育てやすい印象。

白くてカワイイ花はもちろん、レースのような繊細な切れ込みが入ったシルバーリーフも見応えバツグンです。花が無い季節もカラーリーフとしてベランダに彩りを添えてくれています。

夏の高温多湿が苦手なので、花が終わったら半分くらいに刈り込み、風通しがよく涼しい日陰で管理しましょう。逆に寒さには強いので、霜に当たらない場所であれば屋外でも越冬できますよ。

※参考価格:500円~800円前後(3.5号鉢)

3. 環境に合った植物を見つけて、ガーデニングを楽しみましょう

今回は、神戸市でベランダガーデニングを楽しんでいるLIMOガーデニング部員の「植えてよかった」多年草3つをご紹介しました。

どの植物も比較的育てやすく、夏の暑さや冬の寒さを乗り越えた多年草たち。ガーデニング初心者さんや、水やりを忘れがちなズボラさんでも育てやすい植物です。

それぞれの環境に合った育てやすい植物を見つけて、ローメンテで楽しめるガーデニングを楽しみたいですね。

4. 【ガーデニング豆知識】日なた、日陰、半日陰、明るい日陰とは?

日なた・日陰・半日陰・明るい日陰の違い8/8

日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違いとは?

出所:LIMO編集部作成

さいごに、日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違いも整理しておきましょう。

  • 日なた:1日中よく日光が当たる場所。または、日陰になる時間が1日2~3時間程度。
  • 半日陰:半日程度(1日3~6時間程度)日が当たる場所。または、日なたの木の下など、木漏れ日がさす場所。
  • 明るい日陰:1日を通して直射日光はほとんど当たらないが、外壁や窓などの反射光で、ある程度の明るさがある場所。または、1日1~2時間程度日が当たる場所。
  • 日陰:1日を通して日光がほとんど当たらない場所。

「日陰で生育する」と言われている植物の多くは「半日陰」や「明るい日陰」を好みます。完全な「日陰」で生育できる植物もありますが、花つきが悪くなる可能性が高いです。

可能であれば、少しでも明るい場所や、1日1~2時間でも日光が当たる場所を選んで植え付けると、育てやすくなりますよ。

LIMOガーデニング部