2025年4月25日に厚生労働省が発表した「令和7年2月末現在 国民年金保険料の月次納付率」によると、2025年2月末の国民年金保険料納付率は83.8%であることがわかりました。
※このグラフは各月の保険料が1~3年経過後、どれだけ納められているかを示すものです。「1年経過納付率」「2年経過納付率」は途中経過を示す数値で、「3年経過納付率」が最終的な納付率となります。
納付率は年々上昇傾向にあり、人々の年金に対する関心が高まっている表れではないでしょうか。
本記事ではそんな年金について詳しく解説します。
年代別の国民年金・厚生年金の平均年金受給額から、年金月額を増やす方法はないのかといった内容についてみていきましょう。
「老後はどんな生活を送ることになるのか?」皆さんの疑問の参考になると幸いです。
1. 厚生年金の平均年金月額を年代別にチェック
年代別の受給額について、まず厚生年金についてみていきます。
1.1 厚生年金60歳代平均年金月額
60歳代から90歳以上の平均年金額を順番にみていきましょう。
- 60歳:9万6492円
- 61歳:10万317円
- 62歳:6万3244円
- 63歳:6万5313円
- 64歳:8万1700円
- 65歳:14万5876円
- 66歳:14万8285円
- 67歳:14万9205円
- 68歳:14万7862円
- 69歳:14万5960円
1.2 厚生年金70歳代平均年金月額
- 70歳:14万4773円
- 71歳:14万3521円
- 72歳:14万2248円
- 73歳:14万4251円
- 74歳:14万7684円
- 75歳:14万7455円
- 76歳:14万7152円
- 77歳:14万7070円
- 78歳:14万9232円
- 79歳:14万9883円