「年収700万円超え」を目指して、資格取得やスキルアップ、転職活動などに励んでいる人もいるでしょう。
国税庁が毎年発表する「民間給与実態統計調査」によると、2023年の日本の給与所得者の平均年収は460万円でした。
これを見ると「年収700万円超え」はハードルが高いように感じてしまいますね。
では、実際に年収700万円を超える人は日本に何パーセントくらいいるのでしょうか。日本の給与所得者の年収事情について詳しくみていきます。
1. まずは年収700万円を目指す!【年収700万円超え】の人は日本に何パーセントくらいいる?
国税庁が公表した「令和5年分 民間給与実態統計調査」を参考に、日本の給与所得者の給与階級別割合を見ていきましょう。
1.1 「年収700万円超〜800万円以下」の割合を確認
- 全体:4.9%
- 男性:7.2%
- 女性:1.9%
2023年における1年間の給与所得者のうち、年収700万超〜800万円以下の割合は上記のとおり。
以降、
- 年収800万円超~900万円以下の割合:3.2%
- 年収900万円超~1000万円以下の割合:2.3%
- 年収1000万円超~1500万円以下の割合:4.0%
- 年収1500万円超~2000万円以下の割合:0.9%
- 年収2000万円超~2500万円以下の割合:0.3%
- 年収2500万円超の割合:0.3%
と続きます。年収700万円超~800万円以下の人は全体の4.9%と少数ですが、700万円を超える年収を稼ぐ人も全体の15.9%と少ない方であることがわかります。
次章では、年代別の平均年収について詳しく見ていきます。