3. 50歳代からの老後対策(2)老後の収入源を作っておく

人生100年時代の現在、老後の収入源を年金だけに頼ることに不安を感じる方も少なくありません。

老後も健全な収支を保つためには、今のうちから老後の収入源を作っておくことが重要です。

たとえば、代表的な収入源としてiDeCoや個人年金保険などの私的年金が挙げられます。

50歳代になると「今から加入しても遅いのでは?」と思うかもしれませんが、iDeCoは受給開始年齢を60~75歳の間で選ぶことができます。

掛金の拠出は65歳までできますので、決して50歳代からの加入でも遅すぎることはないでしょう。

また、定年退職後のキャリアを考えておくことも欠かせません。

継続雇用制度の活用や現役時代のスキルや経験を活かした講師業など、「何歳まで働くのか」、「どのような働き方を選ぶのか」といったことを今のうちから具体的に考えておきましょう。