3. まとめにかえて

「保険料を納めるのはもったいない」「将来年金を受給できるかわからない」などの理由で、保険料を納付しないのは危険です。将来受給できる年金額が少額になるだけでなく、保険料納付済等期間が10年未満の場合、そもそも年金を受け取れません。

年金を満足に受給できないと、働けなくなったときに生活が困窮してしまうでしょう。その結果、生活保護に頼らざるを得ず、厳しい老後生活を送る事態になりかねません。

特に自営業者の方は年金保険料を自分で納付する必要があるため、未納が発生するリスクがあります。きちんと保険料を納めることは、老後生活に備える基本であることを理解しましょう。

参考資料

柴田 充輝