2. 良質な「種結晶」を作るまでが大変だったという
結晶を育てようと思った経緯を尋ねると「以前は名前の通り(?)派手めの実験を中心に行っていましたが、ご時世あり、原点回帰して小中学校でやるような実験を極めてみたいと思ったからです」と教えてくれたこいるガンさん。
結晶を作るにあたって、大変だったこともあったそうです。
苦労した点については、「まずは良質な種結晶が出来るまで、飽和溶液の温度管理やpH調整などに苦労しました」と明かし、「失敗すると針状の結晶になったり、透明度が損なわれるため最初からやり直しになります」と、結晶を育成する難しさも話してくれました。
3. 「まさに努力の結晶」「牛乳パックくらいありそう」と驚く声
こいるガンさんが育てた結晶を見て、思わず驚いたXユーザーは多いようです。
投稿のコメント欄や引用欄には「5ヶ月も!?それはすごいですね。まさに努力の結晶」「どうやってこんなの作ったんだろう。こんなでかい結晶を自分も作ってみたいです」「これが、努力の結晶…」といった声が続出しました。
そのほかにも「パッと見『バカでかい消しゴム』で草」「この薬包紙のどこに結晶があるねん!と思ったら、見えてるすべてが結晶だった」「牛乳パックくらいありそう」と、ほかの物に見えたという声も寄せられ、ポストは盛り上がっています。
結晶を育て続けて5ヶ月目
— こいるガン⑨ (@coilgun_9) April 6, 2025
ついに1kgになったぞ〜!! pic.twitter.com/xlEf5JsKHD
4. 日本における「科学技術研究費」は22兆円超え
科学に関連するエピソードが話題となったことにちなんで、ここからは日本における「科学技術研究費」について紹介します。
総務省の「2024年(令和6年)科学技術研究調査結果」によると、2023年度の科学技術研究費の総額は「22兆497億円」で、対前年度比6.5%増という結果でした。科学技術研究費の総額は3年連続で増加し、2023年度は過去最高額となっています。
研究費のうち「企業の研究費」がもっとも多く16兆1199億円、「大学等」は3兆9365億円、「非営利団体・公的機関」は1兆9932億円となっています。
いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている「5ヶ月間育てた大きな結晶」を紹介しました。
投稿主の「@coilgun_9」さんは、今回ご紹介した写真のほかにもXで、実験・工作などに関するポストを投稿されています。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
参考資料
小野田 裕太