3. 《47都道府県》健康保険料を一覧表でチェック!わたしの保険料は「上がる・下がる」?
勤務先が加入する支部がどこかは、健康保険証の保険者名称で確認できます。
まずは、2025年3月(4月納付分)から保険料率が引き上げられる地域を紹介します。
全国健康保険協会「令和7年度の協会けんぽの保険料率は3月分(4月納付分)から改定されます」の発表をもとに、前年度から保険料率が上がる都道府県は以下の通りです。
- 北海道
- 青森県
- 宮城県
- 秋田県
- 福島県
- 茨城県
- 栃木県
- 千葉県
- 新潟県
- 富山県
- 長野県
- 岐阜県
- 愛知県
- 三重県
- 滋賀県
- 和歌山県
- 鳥取県
- 島根県
- 岡山県
- 広島県
- 山口県
- 徳島県
- 愛媛県
- 高知県
- 佐賀県
- 長崎県
- 宮崎県
- 鹿児島県
なかでも、青森県と佐賀県では前年度からの変動幅が最も大きく、青森県は9.49%から9.85%に、佐賀県は10.42%から10.78%にと、0.36%の引き上げとなります。
一方で、保険料が引き下げられる都道府県もあります。
3.1 2025年度に健康保険料が「値下げ」となる都道府県は?
続いて、全国健康保険協会の同資料によると、2025年3月(4月納付分)から、保険料が下がる都道府県は以下のとおりとなっています。
- 岩手県
- 山形県
- 群馬県
- 埼玉県
- 東京都
- 神奈川県
- 石川県
- 福井県
- 山梨県
- 静岡県
- 京都府
- 大阪府
- 兵庫県
- 奈良県
- 香川県
- 福岡県
- 熊本県
- 沖縄県
この中でも、最も保険料率が下がるのは奈良県で、10.22% → 10.02%と、0.2%の減少となっています。
続いて、熊本県が0.18%、福井県が0.13%の減少といったように、複数の地域で保険料率が緩やかに引き下げられます。これらの地域にお住まいの方は、月々の保険料負担がやや軽くなる可能性があります。
なお、今回の改定は2025年3月分からの適用ですが、実際に給与から控除されるのは4月納付分(4月支給分の給与からの天引き)となります。時期にご注意ください。