確定拠出年金を活用する

毎月決まった金額を企業または個人が拠出して、様々な金融商品への投資を通じて資産形成ができる制度です。積み立てたお金と運用益は60歳以降にならないと原則として引き出すことができないという特徴があり、公的年金の補完の役目を果たす私的年金として注目されています。

最近では、個人としての確定拠出年金であるiDeCo(イデコ)が注目を集めています。iDeCo(イデコ)は、掛け金が非課税扱いとなる、運用で得た利益に税金がかからないなど税制面でもメリットがあります。

iDeCoでは、投資信託をはじめ、様々な金融商品がラインナップされていることがありますが、仮に現在50歳代で老後資金を今後も積みましていきたいという場合には、リスクを考えながら積極的な運用が必要でしょう。

また、50歳代までにある程度資産を形成できた場合には「減らさない」ということを主眼に置きながら、積極的な資産形成フェーズよりもリスクをおとすことができる資産へのシフトも検討してみるのもよいでしょう。

つみたてNISAで投資信託を活用する

老後までの時間がたっぷりある30代や40代であれば、実際に投資をしながら、自分に合った投資法を学んでいくことができます。リスク許容度が大きければ、株式投資なども検討の余地があるでしょう。

ただすでに50代で投資初心者という場合は、資産を守りながら増やすという発想に至らざるを得ません。そうなると、分散投資が簡単にでき、世界の様々な資産にアクセスできる投資信託が便利です。

投資信託とは、ファンドを購入するという形で、お金を投資の専門家に預けて運用してもらい、運用益を得るという投資商品であり、次のような特徴があります。

  • 株式投資のように、ひとつひとつの投資先について、1から自分で勉強するといった手間をかけることなく始めることができます。
  • プロ投資家が運用を行ってくれるアクティブファンドやインデックスの動きに近似するように設計されたインデックスファンドなどもあり、幅広い選択肢があります。
  • 投資対象には、複数の企業の株式、不動産投資、国内外の債券といったものがバランスよく含まれているバランス型ファンドもあり、あらかじめリスクを軽減する工夫がされています。

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