2. 4つの川の「長さ」を比較すると…
国土交通省が公表している「日本の川」によると、日本で三番目に「長い川」は北海道の石狩川です。
全長は268キロメートルで、その流域は190万人都市の札幌市や旭川市など46市町村からなり、北海道の社会、経済、文化の基盤をなしているとともに、重要な食料供給地となっています。
石狩川は雨竜川、空知川、幾春別川、夕張川、千歳川等の支川を集め、最後に道都札幌市の中心部を流れる豊平川を合わせ、日本海に注ぐ流域面積1万4330平方キロメートル(全国第2位)の1級河川です。
選択肢にあった利根川は全国2位の322キロメートル。天塩川が256キロメートル、北上川は249キロメートルとなっています。
3. 北海道の道内総生産は20兆5409億円
ここからは、石狩川が流れる北海道について紹介します。
日本列島の最北に位置し、北海道本島と1000を超える島々で構成されている北海道。東西500キロメートル、南北400キロメートルもの広大な道域を有し、国土の約22%を占めています。
2024年1月1日時点の人口は509万3983人で、人口TOP3の都市は以下の通り(出所:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」)。
- 札幌市 195万6928人
- 旭川市 32万436人
- 函館市 24万218人
経済面を見てみると、2021年度の道内総生産は名目20兆5409億円。一人当たりの道民所得は281万1000円でした。
3.1 調査概要
- 調査日:2025年4月3日
- 調査人数:100人(全国の10歳代~60歳代)
- クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査
参考資料
- クロス・マーケティング QiQUMO
- 総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」
- 国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」
- 国土交通省「日本の川」
- 北海道「令和3年度(2021年度)道民経済計算」
小野田 裕太